即興SS
「……だから、心配すんな。
お前は、何も悪くねえよ」
不意に頭を撫でられる。
「…………………」
「……ルルー?」
黙り込んでしまったルルーに、シェゾは怪訝そうな顔で言った。
「………っ………」
ルルーの肩が小さく揺れた。
「ちょっ、おま……何で泣いてんだよ!?
……な、泣くなって!何だか俺が泣かせたみたいじゃねえか!」
慌てたようにそう言うシェゾに、ルルーは顔を上げ、叫ぶような声で答えた。
「アンタが泣かせたんでしょう!?
このバカ!ヘンタイ!」
「……ヘンタイ言うな!」
「そんなに……優しくしないでよっ……」
震えた声でそう言うと、ルルーは下を向いてしまった。
……続きが思い付かないのでここで終了。